ご案内

第60回日本平滑筋学会総会(2018)の記録

基本情報

第60回日本平滑筋学会総会
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  • メインテーマ:次世代へ繋ぐバトン
  • 会長:中田浩二(東京慈恵会医科大学 臨床検査医学)
  • 副会長:中山晋介(名古屋大学大学院医学系研究科 細胞生理学)
  • 会期:2018年8月16日(木)~8月18日(土)
  • 会場:東京慈恵会医科大学 1号館 講堂
    〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
    TEL:03-3433-1111
  • 総会ホームページ

会長ご挨拶

第60回日本平滑筋学会総会を終えて

第60回日本平滑筋学会総会は、盛会のうちに全日程を終了することができました。ご参加いただいた皆様、学会成功にご尽力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

2018年8月


第60回日本平滑筋学会総会開催に際して

このたび第60回日本平滑筋学会総会会長を拝命させていただくことになり、母校東京慈恵会医科大学での開催に向けてその準備に務めています。

慈恵医大といたしましては、1969年の第11回総会(大井 実先生、外科学)、1982年の第24回総会(酒井敏夫先生、生理学)、2000年の第42回総会(青木照明先生、外科学)、2012年の第54回総会(羽生信義先生、外科学)が主催され、私が5人目となります。長い歴史を持ち伝統と格式のある日本平滑筋学会の総会を主催させていただくことを大変栄誉に感じ、身が引き締まる思いです。

第60回総会のテーマは「次世代に繋ぐバトン」としました。研究の支点も変化し、新しいモダリティの活用や多研究領域との融合など研究環境も時代とともに変わってゆきますが、"内臓の筋肉”として人の生命・健康維持の中核を担う平滑筋研究の重要性と意義は今後も変わることはなく、しっかりと次世代の研究者に継承してゆかなければなりません。「次世代に繋ぐバトン 特別講演」として基礎系からは奈良県立医科大学名誉教授の高木 都先生、臨床系からは東北大学名誉教授の本郷道夫先生にご自身の研究者としての体験から、本学会の未来を担う若手研究者への示唆や提言をお伝えいただき、本学会の真髄をしっかりと引き継いでいただきたいと考えています。

第60回総会では、平滑筋の生理学的な調節機構や疾病・手術による機能障害の病態を明らかにし新たな治療法の開発に発展できるよう、基礎および臨床系研究者による横断的な討論を充実したいと考えています。慈恵医大関係者とともに、有意義な学会を提供できるよう鋭意準備しております。ぜひとも多くの方々にご参集いただき、活発な討議を繰り広げて下さいますよう心よりお願い申し上げます。

2017年12月

第60回日本平滑筋学会総会
会長 中田浩二
(東京慈恵会医科大学臨床検査医学 教授)

各種委員会

開催日:2018年8月16日(木)

会場:東京慈恵会医科大学大学2号館12階(評議員会のみ芝パークホテル 別館2階)
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
TEL:03-3433-1111
時刻 1201会議室 1202会議室 1203会議室 1204会議室
12:00~13:00     将来構想委員会  
13:00~13:20   学術プログラム委員会    
13:30~13:50 学会賞選考委員会 規約委員会    利益相反委員会
13:50~14:20 白鳥常男賞選考委員会 広報委員会   財務委員会
14:20~15:10   編集委員会    
15:15~16:45     理事会  

会場:芝パークホテル 別館2階
〒105-0011 東京都港区芝公園1-5-10
TEL : 03-3433-4141(代表)

評議員会:17:15-18:25、ローズルームA

諸行事

評議員等懇親会:18:40-20:40、芝パークホテル 別館2階ローズルームII
全員懇親会:18:15-20:00、大学1号館4階・学生ホール(B会場)

プログラム

優秀演題賞受賞者

応募者数:17名
     
  1. 誤嚥性肺炎患者における栄養状態及び嚥下機能の男女差~速筋及び遅筋の違いによる考察~
    田澤 悠1,2),川崎成郎3),羽生信義4)
    1) 北里大学大学院医療系研究科、2) 町田市民病院リハビリテーション科、3) 町田市民病院外科、4) 総合東京病院外科
  2.  
  3. ミオシンホスファターゼ阻害因子CPI-17欠損による消化管運動抑制
    梶 典幸1),槙 郁風1),楊 群輝1),尾崎 博2),堀 正敏1)
    1)東京大学大学院農学生命科学研究科獣医薬理学、2)岡山理科大学獣医学部獣医薬理学
  4.  
  5. ミオシンホスファターゼ阻害因子CPI-17 トランスジェニックマウスを用いた膀胱平滑筋の収縮機能解析
    伊賀千紘1),楊 群輝1),尾崎 博2),梶 典幸1), 堀 正敏1)
    1)東京大学大学院農学生命科学研究科獣医薬理学、2)岡山理科大学獣医学部獣医薬理学

ポスター賞受賞演題

応募者数:30題
     
  • ブタ下部食道括約部輪走平滑筋に神経型ニコチン性アセチルコリン受容体刺激が及ぼす収縮弛緩作用とその機序の解明
    ○大塚宜寛,伊原栄吉,白 暁鵬,小川佳宏
    九州大学大学院医学研究院病態制御内科学
  •  
  • 全身性強皮症患者における食道運動機能低下例の特徴
    ○田邊智英1),川見典之1),星野慎太朗1),星川吉正1),竹之内菜菜1),梅澤まり子1),花田優理子1),貝瀬 満1),桑名正隆2),岩切勝彦1)
    1)日本医科大学消化器内科学、2)日本医科大学アレルギー膠原病内科学
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  • Ca2+感受性の亢進を通した平滑筋収縮制御におけるp63RhoGEF の機能解析
    ○百渓 江,坂井久美子
    山口東京理科大学薬学部薬学科
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  • ノルアドレナリンによるラット排尿筋の弛緩反応に関わるβ-アドレナリン受容体サブタイプの薬理学的検討
    ○小原圭将1),鈴木清那1),柴田寛子1),米山尚希1),八巻史子1),檜貝孝慈2),田中芳夫1)
    1)東邦大学薬学部薬理学教室、2)東邦大学薬学部病態生化学研究室

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